喫煙がもたらす歯周組織への影響

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは!A.T.NAGASHIMAです!

8月になり、ムシムシと暑い日が続いていますが、皆さん体調管理には十分にお気をつけくださいね!

 

さて、今回は「喫煙がもたらす歯周組織への影響」についてです!

 

 

たばこを吸うことによって、ニコチンによる“血管収縮作用”により、

 

歯肉上皮下毛細血管網の血流量の減少、ヘモグロビン量及び酸素飽和度の低下を起こします。

 

そして、長期間の喫煙につれて、逆に、炎症を起こした歯肉出血の減少をきたしてきます。

 

歯周病喫煙患者において歯肉出血が少ないことは、疾患の発症や進行の自覚を遅らせることになります。

 

さらに、ニコチンは線維芽細胞の増殖抑制、付着障害、コラーゲン産生能の低下に作用することから、

 

臨床的には、歯肉は線維性の深い歯周ポケットが形成され、進行していくことになります。

 

さらに、喫煙は免疫機能に対して抑制的に作用します。

 

ニコチンは、からだを守ってくれる好中球の貪食能や化学走化性を低下させ、マクロファージによる抗原提示機能も抑制します。

 

また、粘膜面での局所免疫に関与する免疫グロブリンA(IgA)、細菌やウィルス、薬物に対して生体反応を示す免疫グロブリンG(IgG)の低下をもたらします。

 

したがって喫煙は、歯周病の最大の危険因子です!

 

日本歯周病学会の歯周病分類によると、喫煙関連歯周炎と診断されます。

 

喫煙者特有の歯周病所見

①歯肉辺縁部の線維性の肥厚

②重症度と比較して,歯肉の発赤,腫脹,浮腫が軽度

③プラーク,歯石の沈着量と病態が一致しない

④同年代の非喫煙者の歯周炎と比較して病態が重度

⑤歯面の着色

⑥歯肉のメラニン色素沈着

 

このように喫煙によって様々な歯周トラブルを引き起こします。

 

すぐに禁煙するのは無理でもまずは、日頃のオーラルケアからしっかりと行っていきましょう!

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*